息子や娘が大学生になり、子供が自立していくことは嬉しいことでもありますが、反面寂しく感じてしまう親御さんも多いのではないかと思います。
では、そういった子離れできない親の寂しい気持ちや不安を、どうすれば乗り越え気持ちを切り変えていくことができるのでしょうか?
そこでここでは、子離れできない親の特徴や、子離れできない親や気持ちを切り変える方法について見ていきたいと思います。
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【目次】
子離れできない親の特徴とは?大学生の場合。
子離れできない親の場合にはどんな特徴があるのでしょうか?
3つの例を挙げながら見ていきましょう。
1)出かける前に忘れ物チェックをしてしまう
子供が朝出かける際に「忘れ物はない?」「○○は持ったの?」なんて、いちいち声をかけるのが習慣になっていませんか。
これは私もついついやってしまうのですが、実はこれは子供が自身が準備しようとする機会と意欲を奪ってしまうことになります。
一度忘れ物をすれば「今度こそ忘れないように」という教訓にもなるので、一度ぐっと言いたいのをこらえてみるのも良いかもしれませんね。
2)子どもの意見を否定する
子供が将来の夢を話したり、進路の相談をしたりした時、かける言葉がいつでも否定や反対から入っているということはないでしょうか?
お子さんが大学生にもなれば、その子の生き方はその子本人が決めることです。
親にできるのは「アドバイスを送る」ことであって、決定権は本人にあるはずですよね。
ですから色々な意見は言っても、最終的には「自分で決めなさい」と背中を押せるような心構えをしておきましょう。
3)趣味がない
一日をまるごと家庭や子供のことに費やし、これと言って趣味のない母親は、子離れが遅れがちになると言われています。
また、中にはいざ子どもが自立していなくなったら、何をしたらいいのか分からなくなってしまった、という方もいるようです。
自分が好きなこと、やりたいことは何なのかを常に意識することが、子離れへの第一歩と考えておくと良いかもしれませんね。
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子供が大学生になってきても子離れできない場合に、親が気持ちを切り変える方法とは?
では子離れできない時にはどうすればいいのか?
こちらも3つの例を挙げてみましたので、見ていきましょう。
1)子供がいない時間を楽しもう
子供が大学へと行き自立すると、夫婦でいる時間や自分の自由に使える時間が増えてきます。
そんな時は、子供がいないことをプラスに捉えられるようにすると、一気に子離れすることができます。
例えば友達とランチを楽しんだり、夫婦だけで旅行に行ったりするのもよいでしょう。
子供が自立するのは本来喜ぶべきことですので、ぜひ前向きにとらえてみてくださいね。
2)時には寂しい気持ちを認めて泣くことも大切
子供が社会人や大学生になって家を出た時が、子離れのピークであり一番寂しい時期でもあります。
空の巣症候群という言葉でよく知られていますが、特に母親は子供が自立すると憂うつで不安になることが多くなることも珍しくありません。
中には毎日泣いて、日常生活する気力もなくなる落ち込む方もいるようです。
ただ、泣くことはけして悪いことではありません。
思いっきり泣いたらすっきりした、ということもよくありますよね。
もちろん、あまりにも落ち込み過ぎるのはよくありませんが、時には寂しい気持ちを認めて泣くことも大切です。
3)趣味や友人との時間を楽しむ
子供が自立してせっかく自分の時間を持てるようになったのですから、趣味を持ったり新しいことにチャレンジするなど人生を楽しみましょう。
陶芸教室や料理教室など習い事をするのも良いですし、ボランティアなどに参加してみるのもおすすめですよ。
まとめ
今回は、子離れできない親の特徴や、子離れできない親や気持ちを切り変える方法についてご紹介しました。
大学生の時期は、自立もできるし親も頼れる、どっちつかずの時期です。
子供の将来のことを思うなら、子供の成長を受け入れて、遠くから親として見守ってあげることも大切ですよ。
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